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20/07/17

シャープ、自動搬送装置の新モデル TYPE LC

 シャープ(本社・堺市、戴正呉会長)は7月14日、自動搬送装置(AGV)の新開発モデル「TYPE LC」の受注を開始した。シンプルなタッチ操作で簡単にコース設定ができる専用ソフトウェアとセットで提供する。
 今回の新モデルは6輪台車用などの各種けん引ユニットのほか、高出力モーターや後進ユニットなど、多彩なオプションをラインアップを実現。加えて、付属のソフトウェア「Easy Course Editor」により、タブレット端末からタッチ操作で簡単にコース設定。最大64通りのコースを登録可能だ。初めてでも安心して導入・運用できるサポートプランや保証延長パックも有償提供する。
 あらかじめ磁気テープで設定した軌道上を走行し、軌道の制御カード情報を読み取って前進やターン、停止などの走行動作を行う。ハンドリフトや6輪台車、カゴ車などを引っ張って搬送できるほか、専用台車に潜り込み、自動連結してけん引することも可能。搬送能力を上げる高出力モーターのほか、自動充電ユニット、後進動作が可能となる後進ユニットなどの多彩なオプションで、使用方法や導入場所に合わせた柔軟なカスタマイズができる。サポートプランのほか、最長5年までの保証延長にも有償で対応する。