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20/07/16

福通、CSRで扇風機・交通安全教本を寄贈

 CSR(企業の社会的責任)活動に積極的に取り組む福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は7月14日、福山市内の小学校78校に扇風機500台、笠岡市内の小学校15校の新1年生および笠岡市教育委員会に交通安全教本370冊を寄贈した。
 扇風機は、同社の創業者・故渋谷昇名誉会長が設立した公益財団法人渋谷育英会(小丸成洋理事長)として寄付。学校教育環境の充実のため、熱中症対策の一環として贈った。新型コロナウイルス感染症対策の室内換気や災害時の避難場所などでも有効活用してもらう狙いで、同日、小丸社長が福山市の枝広直幹市長に目録を手渡した。

福山市内の小学校に扇風機を寄贈
(左から)渋谷育英会の小丸輝子専務理事、同理事長の小丸社長、福山市の枝広直幹市長

 交通安全教本『育て学ぼう 安全のこころ』は公益財団法人小丸交通財団(小丸成洋理事長)として寄付。教本は、子ども向けに安全な道路の横断の仕方や自転車の乗り方を紹介し、保護者向けには交通安全に関する子どもへの教育方法を解説している。同市への寄贈は3回目。子どもたちの交通安全意識の向上と交通事故のない地域社会を目指す活動が評価され、小林嘉文市長から感謝状が授与された。

笠岡市内の新1年生らに交通安全教本を寄贈
(左から)笠岡市の小林嘉文市長、小丸交通財団理事長の小丸社長