- 物流企業
20/07/16
鈴江コーポレーション、「危険品立体自動倉庫」を建設
鈴江コーポレーション(本社・横浜市、鈴江孝裕社長)は2022年5月、横浜市にある新杉田埠頭倉庫営業所で「危険品立体自動倉庫」を建設する。
同営業所は、タンク設備・保税蔵置場を有する危険品に特化した営業所。そこに新型コロナウイルス感染症流行で需給がひっ迫する恐れのある、医薬品・医薬部外品・衛生品の原材料の専用倉庫を建設する。長年蓄積した危険品取扱いの実績とノウハウ、そして人材を生かし、首都圏の医療崩壊を防ぐべく必要物資の流通安定化を確保し、社会貢献をを目指す。
危険品立体自動倉庫は敷地面積は590.15平方メートル。鉄骨造で高さは20.65メートル。消防法第四類に対応した物品をペール缶、ドラム缶で保管し、保管量は1580パレット。地震対策として制振ダンパーや制振ストッパーを採用。腰壁、制御室などを1メートルかさ上げし、塩害仕様などの浸水対策も施す。