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20/07/15

日通、「プロテクトBOXアロー」を全国展開

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は7月15日、企業向け小口貨物輸送商品「アロー便」と新器材「プロテクトBOX」を組み合わせた国内輸送サービス「プロテクトBOXアロー」の範囲を全国に拡大した。4月から東京・横浜・名古屋・大阪で実施していたが、利用エリアを全国主要都市に拡大する。

 「プロテクトBOXアロー」は、強固で軽量なハニカムコア材で覆い、貨物の汚破損を防ぎ、ストレッチフィルムなどのこん包資材の使用や廃棄物の発生を軽減して、環境に優しい輸送を実現する。
 専用ボックスのサイズは内寸で幅1039ミリメートル×奥行き1043ミリメートル×高さ843ミリメートル。最大積載重量は350キログラム。また、都道府県間の運賃と器材使用料がセットになったわかりやすい料金設定となっているのが特長。
 日通は今後、国内の陸・海・空各輸送において、「プロテクトBOX」を組み合わせた新商品の開発を目指す。