- 物流企業
20/07/10
日通、メルボルンの拠点を拡充
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は7月1日、オーストラリアのメルボルンにある拠点を移転・拡充した。自動車関連や電気デバイス関連の貨物の取り込みを図る。
メルボルンロジスティクスセンターは、オーストラリアの南東部に位置するビクトリア州に立地。空港や港からもアクセスの良い立地。敷地面積は、事務所込みで従来のセンターの約1・5倍となる1万9000平方メートル。輸出入フォワーディングや国内トラック輸送、倉庫業などを手掛ける。
ビクトリア州には、製造業やIT・ソフトウェア産業、医薬品などの産業が盛んで、オーストラリアの産業をけん引している。加えて、州都のメルボルンには大手日系の自動車メーカーが拠点を構えていて、関連するサプライヤーも集積している。
日通は、同国の現地法人を通じメルボルンの支店を拡充することで、「自動車アフターパーツ関連や電気デバイス関連を主なターゲットとし、ロジスティクス機能の強化と顧客への最適輸送を提供したい」とする。