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20/07/02
ヤマトHD、羽田クロノゲートと関西ゲートウェイの一般公開を再開
ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は7月2日、羽田クロノゲートと関西ゲートウェイの「見学コース」を再開する。両施設は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月28日より臨時休館していた。再開に当たっては、厚生労働省から公表された「新しい生活様式」の基準や関連する業界団体のガイドラインに基づき、万全の感染対策を講じて運営する。
案内役のアテンダント・スタッフは、毎日の自宅での検温と、出勤時のサーモグラフィでの検温を行う。体調がすぐれない場合には出勤しない。マスクを着用して見学者を案内し、こまめな手洗い、うがい、手指の消毒を実施。飛沫感染防止の観点から、離れた位置でもアテンダントの説明が聞こえるよう、ワイヤレスガイダンスを導入。案内時は、通常より見学者との間隔を空けて対応する。
施設に関しては、見学コース内にアルコール消毒液を複数設置。見学コース内のこまめな消毒、清掃を行う。受付など見学者と対面する箇所には飛沫感染防止用アクリルパネルを設置。手に触れて操作する展示箇所には、使い捨ての手袋(ニトリル手袋)、タッチペンなどを用意する。
さらに3密(密集・密接・密閉)対策として、見学コース内のドアや窓を一部開放。通常時より換気システムの換気量を高めに設定し、空調調節により換気を徹底する。見学コース内に、ソーシャルディスタンス確保のため立ち位置の目印や掲示物を設置し、密集・密接を防ぐ。また、3密状態が見受けられた場合は、スタッフが声がけを行う。
見学には事前の予約が必要で、入場者数を通常時の40名から15名に減らして、密を避ける形で案内する。それに伴い、予約は1組につき5名まで。予約の際は見学者全員の氏名と連絡先などの情報を入力してもらう。また、見学者にもマスクの着用と咳エチケットの徹底、受付時のアルコール消毒と、見学コース内での手洗いとこまめなアルコール消毒の協力を求める。