• 物流企業

20/06/25

JR貨物、DPL札幌レールゲート着工

 JR貨物(本社・東京都、真貝康一社長)は7月1日、
北海道札幌市の札幌貨物ターミナル駅構内に、大和ハウス工業(同・大阪市、芳井敬一社長)との共同事業による東北・北海道最大のマルチテナント型物流施設「DPL札幌レールゲート」を着工する。
 所在地は札幌市白石区流通センター3ノ227ノ172他。敷地面積5万348平方メートル、延床面積8万6916平方メートルの3階建て。道央自動車道大谷地インターチェンジから約1キロメートルと、札幌市内だけでなく道央エリア全域へのアクセスが便利な場所に位置している。
 「DPL札幌レールゲート」は、JR貨物グループが全国展開を開始した「レールゲート」ブランドの第3弾で、「東京レールゲートWEST」「東京レールゲートEAST」に次ぐ物流施設。最大12テナントが入居でき、テナント企業の職場環境整備の一環として従業員専用の保育施設やカフェテリアを完備。
 札幌貨物ターミナル駅構内に立地しているため、貨物鉄道利用の企業をはじめ、モーダルシフトを検討している企業やインターネット通販事業者、小売業者など、複数のテナント企業の入居を想定。物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。