• 物流企業

20/06/19

関通、帳票発行の自動化を実現

 関通(本社・大阪府東大阪市、達城久裕社長)は、自社で開発・販売を行っているWMS(クラウドトーマス)とRPA(Robotic process automation)を掛け合わせ、帳票発行を自動化した。人のいない夜中に自動で帳票発行を行うことで、生産性向上に寄与する。
 帳票発行自動化は、出荷指示データの取り込みから引き当て、帳票印刷、必要なデータの出力を自動で行い、人の手を介すことなく自動でプリンターから帳票が発行される仕組み。自動作業を夜中に実行することで、朝出勤すると帳票が発行されて、出社後すぐに現場作業に取り掛かることができる。
 この改善により、業務稼働時間を延長することができ、一つの顧客の現場では、一日の対応件数の約15%増を達成した。

業務稼働時間の延長が期待できる帳票発行の自動化の様子