全流協、フルトレの中継拠点整備などを提言

　全国物流ネットワーク協会(森日出男会長)は６月18日、ダブル連結トラックの高速道路の駐車スペースなどについて、国土交通省の池田豊人道路局長に中継拠点の整備などを提言した。
　提言では、①輸送生産性や働き方改革を推進するための中継拠点の整備②駐車スペースの新設や駐車場予約システムの整備による休憩場所の確保③休憩や中継輸送のための高速道路からの一時退出を可能とする“賢い料金”の適用範囲拡大を求めた。
　物流業界の労働力不足が深刻化するなか全流協では、ダブル連結トラックを活用した共同輸送を2019年３月より開始。省人化、二酸化炭素排出削減、ドライバーの待遇改善などに大きな効果が確認されている。