ラストワンマイル協組、コラボＰＪ事業部を設立

　中小運送会社37社で組織するラストワンマイル協同組合（志村直純理事長）は６月17日、組合内に「コラボビジネス構築プロジェクト事業部」を開設した。新型コロナウイルス感染禍後を見据えた、ＥＣ（電子商取引）宅配の新たなビジネスモデルの構築が目的。
　事業部のメンバーには、大手宅配会社の出向社員、実績豊富な物流コンサルタントなどが在籍。ポストコロナを見据え、多様な知識や実績を有する業種との積極的なコラボレーションで、さらなる事業拡大を目指す。
　同組合には、倉庫業者や３ＰＬ業者など荷主となる企業の組合加入が増えている。荷主側と組合員の実運送企業が連携することで、新たなＥＣ宅配事業のビジネスモデル構築を目指す。