• 物流企業

20/06/03

福通、前橋支店を新設

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は6月1日、前橋市に倉庫設備を有する「前橋支店」を新設、営業を開始した。 集配業務に加え、流通加工、保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルとなる。福山通運グループとしては群馬県内で5店所目。
 所在地は群馬県前橋市大渡町1ノ10ノ9。関越道の前橋ICから車で10分に位置し、圏央道、北関東自動車道の主要幹線道路へのアクセスに優れている。敷地面積は1万1570平方メートルで、建築面積4986平方メートルの地上3階建て。太陽光発電設備や自家用給油設備も設置し、冷暖房も完備。貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ1基ずつ導入している。
 これまで高崎支店が担当していた前橋市と、中継エリアとなっていた渋川市、吉岡町・榛東村など北群馬郡が直配エリアとなり、沼田市とみなかみ町・昭和村・川場村・片品村などの利根郡が中継エリアとなる。
 同支店は首都圏や東北・中部エリアを広範囲にカバー。「倉庫業務から国内配送まで包括したサービスを提供する」としている。