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20/06/02

北海道エアポートと苫小牧埠頭、基本協定締結へ

 北海道エアポート(本社・北海道千歳市、蒲生猛社長)と苫小牧埠頭(同・北海道苫小牧市、橋本哲実社長)は6月1日、「北海道ダブルポート連携 基本協定」を締結した。空の「新千歳空港」と海の「苫小牧港」の2つの港の立地の特性を生かした連携・協力により、北海道産品の移出・輸出増加に対応する。
 北海道エアポートが運営する「新千歳空港」と苫小牧埠頭が運営する「苫小牧港」は隣接しており、今回の協定ではこうした地の利を活かして①輸出戦略商品等の継続的情報交換と共有化②共同営業によるダブルポートセールス③倉庫バックアップ機能としての相互利活用④非常時の相互補完を通じた事業継続計画(BCP)強化と地域物流の安定確保⑤そのほか長期的構想・課題についての研究―の5項目で連携・協力する。
 2社は今回の協定によって、新千歳空港のリーディングゲートウェイ化と苫小牧港の食の国際物流拠点化を促進し、移出・輸出貨物の増加による千歳・苫小牧エリアおよび北海道全体の地域活性化に貢献していく考え。