- 物流企業
20/05/29
山九、STANDAGE、LOZI 三社共同で「ロジラボ」の運営を開始
山九(本社・東京、中村公大社長)、STANDAGE(同、足立彰紀社長)、LOZI(本社・名古屋市、Martin Roberts代表)は、3社共同で、貿易物流業界で先端テクノロジーを活用するための研究・開発を目的とした合同研究機構「ロジスティクス・ラボ」の運営を2020年6月1日より開始する。
第1弾として、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けている中小企業を対象に、「出荷納品」、「物流追跡」、「国際決済」等の貿易業務をワンストップでサポートしていく。
背景には新型コロナウィルスの影響で世界的に貿易が縮小している中、中小企業は、売り上げ減少を補填する新たな販路開拓、安定した物流網の確保、海外からの仕入れ遅延や貿易コストの増加、サプライチェーン(供給網)のトレーサビリティ、迅速で柔軟な資金繰りなど、多くの課題がある。本サービスによりアフターコロナを見据えた次世代型貿易物流プラットフォームで中小企業を支援する。
すでに「ロジラボ」は3社サービスを融合し、日本とナイジェリア間での貿易実証実験を行い、各種業務や物流の一部機能が円滑に進行できることを確認している。