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20/05/29

国交省、内航船に初の「省エネ格付け」

 国土交通省は5月28日、内航船「省エネ格付け」制度本格運用開始後初めての格付けを行った。申請のあった2件の省エネ・省二酸化炭素(CO2)性能の高さを最高ランクと評価した。
 「省エネ格付け」制度は、国交省が運用する船舶の省エネ・省CO2の効果を評価する制度。2016年5月に閣議決定した地球温暖化対策計画において内航海運におけるCO2排除削減目標が掲げられ、目標達成に貢献する船舶の建造・運用を格付し、省エネ・省CO2性能の高い内航船舶の普及促進を目指す。
 初の格付けとなった事業は青野海運、興亜産業、本瓦造船、松田汽船。「省エネ格付け」制度の活用は自社の省エネ・省CO2性能の取り組みを対外的にアピールする手段となる。