- 物流企業
20/05/26
郵船ロジ、兵庫県尼崎市に物流施設を開設
郵船ロジスティクス(本社・東京、神山亨社長)は5月21日、兵庫県尼崎市に「大阪ベイロジスティクスソリューションセンター」を開設した。
同施設の所在地は兵庫県尼崎市扶桑町1ノ19。倉庫面積は約7000平方メートル。大阪港と神戸港の中間に位置し、それぞれの港から車で30~40分とアクセスが良好。南海トラフ地震による津波ハザードマップでも、津波による浸水被害が想定されないエリアにあり、BCP(事業継続計画)対策施設として機能することが期待されている。
こん包や保管、検品、配送などを一元管理し、顧客の要望に合わせたオーダーメイドのサプライチェーン(供給網)・ソリューションサービスの提供が可能。サプライチェーン可視化システム「Yusen Vantage Performance」によるリアルタイムでの在庫状況の把握や輸入貨物などの一定エリアの巡回配送、同社の取引先ネットワークを生かした高度なこん包作業などにも対応する。
同社は今回の施設のほかにも、関西地域で「関西りんくうロジスティクスセンター」を有しており、発電機を使い、非常時でも電源が確保できる体制を整えている。今後も旺盛な物流需要に応えるため、顧客からのさまざまなニーズに合わせたサプライチェーン・ロジスティクスサービスを提供していく考え。