• 物流施設

20/05/19

大和ハウス工業、来春鳥栖市に新施設を建設

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は2021年4月、佐賀県鳥栖市にマルチテナント型物流施設「DPL鳥栖」をしゅん工する。

DPL鳥栖 外観

 所在地は、佐賀県鳥栖市宿町平塚753ノ1、轟木町二本松1620ノ5他。轟木工業団地は九州自動車道鳥栖インターチェンジ(IC)から約4キロメートルの立地。敷地面積4万6779・11平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造の地上2階建てで延床面積は5万418・06平方メートル。佐賀県では同社初のマルチテナント型物流施設で、最大3社が入居可能。
 九州自動車道と長崎自動車道、大分自動車道の交通結節点に近く九州全域をカバーできる物流拠点の適地。また、福岡空港、九州佐賀国際空港、博多港まで自動車で約1時間圏内と、空路・海路輸送との接続も良好。またJR貨物の鳥栖貨物ターミナル駅まで約3キロメートルに位置しているため、鉄道貨物輸送によるモーダルシフトへの取り組みも可能なエリア。
 JR新鳥栖駅からも約1キロメートルにあり、周辺住宅地の就労者にとって職住近接の環境を提供できるなど、物流エリアの広域化・複雑化への対応や安定した雇用の確保といったテナント企業のニーズに応えることができる