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20/05/11
Hacobu、流通資材モニタリングサービスの提供を開始
Hacobu(本社・東京、佐々木太郎社長)は5月11日、流通資材モニタリングサービス「MOVO Seek」の提供を開始した。資材の紛失や滞留を防ぎ、コスト削減に貢献する。
「MOVO Seek」は、流通資材(かご車、パレット)の「滞留」と「紛失」を見える化するサービス。京セラコミュニケーションシステムが提供するIoT(モノのインターネット化)ネットワーク「Sigfox」を利用することで、低い初期コストで流通資材の位置情報の取得を実現した。これにより流通資材の滞留、紛失、軌跡をマップで確認でき、さらにそれらの要因をダッシュボードで分析することができる。
運用は簡単で、専用端末を流通資材につけるだけ。端末は外形140ミリメートル×50ミリメートル×25ミリメートルで、重量94グラム。屋内外で利用可能な防水防塵構造で、電源となる塩化チオニルリチウム電池の寿命は約7年。
流通資材は流通・物流業界の拠点間で多く使用されるが、「紛失」や「滞留」は多数発生している。これらはコスト増加や業務の遅れ、売上機会損失リスクにも繋がる。Hacobuは新サービスの提供により、流通資材にまつわる様々な課題の解決を目指すとしている。