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20/05/08

207、ギグエコノミー活用の宅配サービス「スキマ便」を開始

 配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」を展開する207(本社・東京、高柳慎也社長)は5月8日、インターネット経由で自分の都合に合わせた単発の仕事を請け負うギグワーカー活用のデリバリーサービス「スキマ便」を開始した。まずは、東京都の目黒区、渋谷区、品川区の一部からサービスを始める。
 新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で過ごす時間が急増し、買い物や通販、出前の利用により配送・宅配の需要は急激に伸びている。スキマ便でニーズに応えるとともに、物流業界の人材不足に対応する。
 「スキマ便」は、同社独自のシステムを活用した全く新しい宅配サービス。ルートに不慣れな人や宅配初心者であっても効率的な宅配が可能で、テクノロジーとギグエコノミーを活用し、荷物を運びきれないという社会問題を解決する。物流会社・飲食店・小売店などを中心にサポートし、物流業界の人材不足への寄与を目指す。

 また同サービスは、荷物宅配と出前宅配の両方に対応。出前のピーク時間外に一般荷物を配送するなど、空き時間を活用した配送スケジュールの構築ができ、ギグワーカーにとってもメリットが多い。さらに、夜間配達の対応などのユーザーの利便性向上にも努め、事前に在宅・不在を確認できる機能による配送効率の改善や再配達問題の解消にもつながっている。