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20/04/28

大和ハウス、静岡県富士市でマルチテナント型物流施設をしゅん工

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は4月28日、静岡県富士市にマルチテナント型物流施設「DPL新富士Ⅱ」をしゅん工した。

 所在地は、静岡県富士市厚原1699ノ1。新東名高速道路新富士インターチェンジから約0・8キロメートルと至近で、関東・中部エリアだけでなく、関西・北陸エリアへのアクセスも容易。さらに今後、中部横断自動車道が開通することで信越地方へのアクセスも可能となる。

 敷地面積は4万4161・87平方メートル、プレキャスト・プレストレストコンクリート造免震構造の地上4階建て、延床面積は9万9202・78平方メートルで静岡県内最大の物流施設となる。各階4テナント、最大16社が入居可能。また、特殊車両である45フィート背高コンテナ車が、各階に直接乗り入れることができるランプウエーを2基採用。施設全体で264台分のトラックバースを完備している。
 また、同施設で働く従業員専用の保育所を完備。屋上には従業員やその子どもが園芸体験できる200平方メートルの園庭を設け、コンビニエンスストアも設置して職場環境も整備した。BCP(事業継続性)対策では、同社オリジナルの免震システムを導入。揺れを最大で8分の1に軽減できる。

 

DPL新富士Ⅱ