- 物流企業
20/04/24
センコー商事、低価格の無人搬送車「キャリ太郎」を開発
センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)のグループ会社、センコー商事(本社・東京、米司博社長)は3月、倉庫や工場で活用できる低価格の無人搬送車(AGV)「キャリ太郎」を開発、販売を開始した。
今回開発した「キャリ太郎」は、現場でのテスト導入やメーカーのテスト環境で実証を行い、機能を絞り込んで低価格を実現。また、磁気ガイドテープ方式を採用。搭載式ではなく牽引式とし、専用台車などに接続治具を調整するだけで比較的容易に導入可能。これまで作業員が行ってきた煩雑な商品移動を任せられ、作業員の疲労軽減、人員配置の効率化が期待できる。
同社は、「今後ますます製造業や物流現場の省人化が求められるなか、「キャリ太郎」は人に代わって作業を進め、生産性向上を支援します」としている。