ＧＬＰ、茨城県で「ＧＬＰ常総」を着工

　日本ＧＬＰ（本社・東京、帖佐義之社長）は2021年７月、茨城県常総市で先進的物流施設「ＧＬＰ常総」をしゅん工する。
　

　所在地は茨城県常総市内守谷町。都心から約40キロメートルで、常磐自動車道谷和原インターチェンジから約４・５キロメートルの立地。周辺エリアにはメーカーの工場が多く、その荷物を扱う物流企業のほか、アパレル関連企業のニーズが高いため、保管効率を重視した物流施設への需要が見込める。
　敷地面積は約４万2000平方メートル、耐震・鉄骨造の地上３階建てで延床面積は約６万1000平方メートル。施設面の特徴としては、１階の天井高を６・５メートルと標準よりも１メートル高くすることで、スペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にするほか、荷物用エレベーターのパレット搬送能力を標準よりも約30％向上させた。また、トラックバースに出幅５・５メートルの庇を設置して、雨天時にも作業しやすい環境を確保。
　

　テナント区画は最大６区画に分割でき、最小区画面積は約7000平方メートルと比較的小規模な利用も可能。さらに２層使い、３層使いの選択もでき、カスタマーのニーズに合わせた最適なフロアオペレーションを実現する。
　また、築山を活かした四季を実感できる屋外の憩いのスペースや、３階には眺望の良いカフェテリアを設置。通勤者向けの200台超の駐車場も整備し、快適で働きやすい労働環境を備えた施設となる。