ＧＬＰ、埼玉県で「ＧＬＰ北本」を着工

　日本ＧＬＰ（本社・東京、帖佐義之社長）は2021年６月、埼玉県北本市で先進的物流施設「ＧＬＰ北本」をしゅん工する。
　

　ＧＬＰ北本の所在地は、埼玉県北本市下石戸６ノ316ノ２。都心から約40キロメートル圏内で、圏央道桶川加納インターチェンジ（ＩＣ）約２・７キロメートル、桶川北本ＩＣから約４・９キロメートルの立地。また、ＪＲ高崎線「北本駅」から２・９キロメートル、「桶川駅」から２・３キロメートル に位置し、住宅エリアからも至近。
　敷地面積は約２万5000平方メートル、耐震・鉄骨造の地上４階建てで延床面積は約５万5000平方メートル。周辺エリアに小・中規模スペースのニーズが高くある傾向を踏まえ、最小区画面積を約3960平方メートルに設定し、最大８社の入居が可能だ。
　また、各分割区画に垂直搬送機および荷物用エレベータを標準設置することで、縦搬送能力を高めた。併せて２階へはランプウェイで直接アクセス。１-４階、２-３階を組み合わせて使うことで効率的なオペレーションが可能。さらに、１階は両面バース、２階は片面バース構造にすることで、通過型および在庫型双方の需要へ対応した。
　

　北本市のハザードマップ上でも、洪水や地震、液状化など災害による危険度が極めて低いとされるエリアに立地するが、さらに防災センターでの24時間有人警備や非常用発電機によるバックアップ電源の確保などにより、ＢＣＰ（事業継続性）の点でも優れた機能を有している。