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20/04/17

クックパッド、生鮮食品の宅配サービスを開始

 クックパッド(本社・東京、岩田林平代表執行役)は、生鮮食品EC「クックパッドマート」宅配サービスを17日より東京都・神奈川県の一部地域で正式に提供を開始した。これにより、家庭の事情で受け取りが難しい場合でも、家にいながら生産者の食材を受け取ることができる。
 クックパッドマートは、地域の生産者から商品を直接購入できるアプリ。1点から送料無料で購入でき、商品は利用者の指定した生鮮宅配ボックス「マートステーション」へ配送され、好きな時間にピックアップできる。今回提供開始した宅配サービスは、別途送料1回500円が必要となるが、商品を自宅まで配送可能。配達可能時間は、午後6時から1時間単位で配達時間帯を指定できる。
 利用者の最寄りのマートステーションまでは従来どおりクックパッドマート配送員が配送し、マートステーションから自宅までのラストワンマイルを連携事業者が配達する仕組み。現在はセルートの運営する配送クラウドソーシングアプリ「DIAq(ダイヤク)」と連携して提供しているが、宅配連携事業者は今後も拡大を予定している。
 また、新型コロナウイルス感染症の影響により中止・延期となった食イベントのオンライン開催をサポートする「#おうちで楽しもう」マルシェも、「クックパッドマート」アプリ内で毎週末開催する。