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20/04/09

名鉄・エスライン、EVトラックの最適運用の実験に協力

 名鉄運輸(本社・名古屋、内田亙社長)とエスライン各務原(同・岐阜県各務原市、橋本公寿社長)」は4月9日、中部電力と丸紅が共同で設立したフリートEVイニシアティブ(本社・名古屋市)に協力し、EV(電気自動車)トラックの最適運用に関する実証を開始した。
 運行スケジュールに応じた最適な充電方法を検討し、急速充電による車両稼働率の向上効果、電力消費のピークコントロールによる電気料金の抑制効果、車両電動化に伴う二酸化炭素(CO2)削減効果などを実証する。使用する車種は三菱ふそうトラック・バス製のeCanterで、名鉄運輸の2台とエスライン各務原の1台で実施。フリートEVが実証の運営ならびに効果検証、急速充電器の設置などを行い、名鉄運輸とエスライン各務原がEVトラックの準備・運行、運行データの提供を行う。実証期間は2022年3月末まで。

【急速充電による車両稼働率の向上】