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20/04/08

ニチレイロジ、Automagiの賞味期限読取AIソリューションを採用

 ニチレイロジグループ本社(本社・東京、梅澤一彦社長)は、Automagi(同、櫻井将彦社長)の開発した撮影画像から賞味期限を自動で読み取るソリューションの採用を決めた。
 このソリューションは、AI-OCR(光学的文字認識)と画像認識による画像前処理技術によって、画像から賞味期限の文字を識別し、認識された賞味期限情報をクラウド上で突合することで高精度の読み取りを可能とする。
 同社では、従来より商品の品質管理ために梱包箱の外観を撮影して画像を保持管理していたが、品質管理の更なる向上の一環として、撮影画像から賞味期限を読み取り、画像と一緒に保持管理できないか検討していた。そこで、2018年よりAutomagiの賞味期限読取AI(人工知能)ソリューションを利用して実証実験を実施。実験の結果、賞味期限読取精度が93%以上、処理速度は約2秒と高い数値を達成したことから、現場の実運用に利用できると判断し、今回の採用となった。

賞味期限撮影イメージ