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20/04/07

スズケン、緊急事態宣言を受け安定供給体制を構築

 スズケン(本社・名古屋市、宮田浩美社長)は4月7日、新型コロナウイルス感染拡大と「緊急事態宣言」発令を受け、医薬品の安定供給継続のための体制を構築した。
 まず東邦ホールディングス(同・東京、有働敦社長)との協業で、不測の事態に備えて両社で連携を取りながら物流体制を検討し、安定供給の実現に努める。同時にこの協業を通じて、有事の際の卸間連携による「医薬品流通のあり方」についても検証する。
 また、社内においては顧客や社員の健康に配慮し、社員を複数グループに分けた輪番制を採用。営業活動は当面自粛し、配送など安定供給のための業務に専念する。平常時とは異なる対応となるため、顧客となる医療機関・保険薬局には理解と協力を求めている。