• 物流企業

20/04/01

エア・ウォーター、桂通商の株式取得

 エア・ウォーター(本社・大阪市、豊田喜久夫社長)は1日、桂通商(本社・京都市、山田有暉朗会長)の株式90%を取得した。

 エア・ウォーターグループでは、全国に92拠点、2000台の車両を有し、総合物流事業を展開する。桂通商は、従業員数130名、2019年8月期売上高は35億6100万円、84台の車両を有し、西日本を中心とする物流企業。兵庫県西脇市に有する大型倉庫は、延床面積3万9600平方メートル。桂通商がエア・ウォーターに加わることで、西日本における物流事業が強化、物流の効率化を図る。また、青果物輸送では、新事業の創出を目指す。

 物流サービスの需要の増加と人手不足の状況の中で、エア・ウォーターのネットワークと経営資源、桂通商の機動力と西日本におけるインフラを掛け合わせ、新たな物流サービスを展開する。