- 物流企業
23/12/14
SB C&S、25年上期までに東京・江東区の倉庫を川崎市へ順次移転
ソフトバンクグループのSB C&S(本社・東京、溝口泰雄社長兼CEO)は12月29日から25年上期までに、東京都江東区の倉庫を川崎市の「ESR東扇島ディストリビューションセンター」へ順次移転する。付加価値の高い独自の物流機能のさらなる最適化とBCP(事業継続計画)対策を強化する。
移転先は、ESR東扇島ディストリビューションセンター5階。首都高速湾岸線東扇島インターチェンジ(IC)から約1キロメートル。運営はSBフレームワークスが請け負う。
水平構造のダブルランプウェイを活用し、商品の入荷から出荷に至る作業動線を効率化。在庫収納能力は移転前と比較して約2・4倍に拡張する。建物は免震構造で非常用自家発電設備や想定津波高を上回る床レベル高を確保しているためBCP対策強化もできる。
移転は部門ごとに順次行われる。23年12月29日~24年1月3日に、PC、サーバー、ディスプレイなどの中・大型商品を扱う「SPセンター」、24年5月3日~6日に大型ネットワーク機器やソフトウエアライセンスなどを扱う「Npセンター」、24年12月2日~25年上期に、ソフトウエア、モバイルアクセサリーなどの貨型商品を扱う「CPセンター」を移転する。