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23/09/27

NXHD、商船三井Fと提携強化 東京―九州・瀬戸内航路サービス拡充

 NIPPON EXPRESS ホールディングス(本社・東京、斎藤充社長)は2024年1月、商船三井フェリーと東京―九州・瀬戸内航路のサービス拡充へ提携を強化する。
 現在、東京―博多(福岡市)航路に限定している共同運航を、東京―苅田(福岡県)でも行い、効率的で安定した内航海上輸送サービスを拡充する。環境に配慮した船舶へのモーダルシフトを推進する。
 東京―博多航路、東京―苅田航路の中間寄港地の見直しも行う。東京・博多・苅田発の船枠をより安定的に確保することで、仕向地や輸送区間など利用者のニーズに応じたサービスの提供を可能にする。
 また、東京―博多航路の東京発便については、苅田への寄港を開始する。従来の東京発博多向けに加え、苅田向けもデイリーサービスとする。
 NXグループは、長期ビジョンを通じ、持続的成長と企業価値向上のためのサステナビリティー(持続可能性)経営の確立を推進している。商船三井フェリーとの連携強化で、モーダルシフトを積極的に進め、排出量削減に貢献するサービスの創出に取り組んでいく。

連携強化に伴う2024年1月以降の航路体制。新たに東京-苅田間で共同運航を始める