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20/10/13

NTTロジら、レンタル機器のクリーニングロボットで特許取得

 NTTロジスコ(本社・東京、東明彦社長)は9月1日、日辰電機製作所と共同で、レンタル機器などのクリーニング作業を自動で行う「自動クリーニング作業ロボット」の特許を取得した。今後、ロボットを適用できる機器の拡大を図り、製品の回収から再生業務までをワンストップで提供する。  特許の発明名称は「ドライアイス洗浄装置」、特許概要はロボットアーム(多関節ロボット2機)とドライアイスを使用して、自動で機器に付着しているほこりや汚れを除去するというもの。

「自動クリーニング作業ロボット」構成図

 

 今回、特許を取得した自動クリーニング作業ロボットは、レンタル機器などを顧客から回収した後、ドライアイスを使用してクリーニング洗浄を施す。個人情報を抹消した上で、動作確認などを経て機器を新しい顧客に届けるリファビッシュサービスで活用されている。  同サービスは、これまで人手による作業を中心に進められてきたが、高齢化や人手不足などに悩まされ省人化が課題となっていた。  また両社は、付属品である電源アダプターケーブルの「自動クリーニング・結束作業ロボット」も開発しており、日辰電機製作所と特許を共同出願している。

クリーニング作業の様子