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23/02/22

JR九州、新幹線物流で鹿児島県と協定

 JR九州(本社・福岡市、古宮洋二社長)は2月21日、新幹線を活用した鹿児島県産品の高速物流で、鹿児島県と連携協定を結んだ。新幹線のスピードと定時制を生かした即日輸送で、鮮魚をはじめとする鹿児島県産品の拡販を後押しする。
 

新幹線物流で鹿児島県産品の拡販を図る。また、新たな地域間相互物流やモーダルシフトの推進に貢献

 

 当日朝に水揚げされた魚や旬の野菜などの販売促進・販路拡大で協業。JRグループの列車のネットワークを生かし、福岡や大阪などの大都市圏へ鹿児島県産品を届ける。2月25日にスーパーマーケット「ライフ」大阪府内4店舗で「朝どれ 旬の鹿児島鮮魚フェア」を開催。3月24~26日には福岡市の博多駅構内で「つばめマルシェ×鹿児島」を開く。
 JR九州と鹿児島県は鹿児島の鮮魚を注文から最速11時間で福岡市内・大阪市内へ即日輸送する新サービス「朝どれお魚新幹線かごんまっ!便」を試験運用中。また、県産品の大ロット輸送の実証実験などで、新幹線物流の物流量拡大や拠点整備、必要人員の検討を進めている。