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23/04/12

日本アクセス、近畿でも「フローズンマザー物流センター」稼働

 日本アクセス(本社・東京、服部真也社長兼CEO)は3月27日、「近畿フローズンマザー物流センター」を大阪市で稼働した=画像。さいたま市で稼働中の「関東フローズンマザー物流センター」に続き、近畿エリアでも一貫パレチゼーションの実現に取り組む。
 近畿フローズンマザー物流センターの所在地は、大阪市此花区夢洲東1ノ2ノ12横浜冷凍夢洲物流センター内。近畿エリア内汎用センター10拠点とTPLセンター2拠点へ納品する。3月27日発注分、翌28日納品分から稼働している。
 パレットの荷姿のまま、一貫して輸送・保管・荷降ろしまで行う取り組み。マザーセンターで一括で仕入れ、各支店・物流センターへ転送する効率的な物流インフラの構築を目指す。
 エリア内の仕入れ機能を集約し、生産・販売計画を共有。車両単位・パレット単位での発注で一貫パレチゼーションを促し、納品業務の効率化や二酸化炭素削減を図る。
 冷凍物流ではこれまで、メーカーごとにパレット規格が異なることからパレット化が進まず、手荷役による長時間作業が常態化。また、納品先での長時間待機なども課題となってきた。
 

 日本アクセスは2024年度を最終年度とする第8次中期経営計画中に、関東・近畿を含めた全国6エリアで一貫パレチゼーションの取り組みを展開。フローズン業界全体の大幅な効率化を目指す。