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23/02/20

国交省、中小トラック企業向けにテールゲートリフターなど導入補助

 国土交通省は2月27日から、中小トラック運送企業向けに、荷役の効率化を図るテールゲートリフターなどの導入補助事業の募集を開始する。経営環境が厳しい状況にある中小で働くドライバーの荷役時間の短縮や負担軽減につながる機器の普及を図り、労働生産性の向上と多様な人材確保につなげる。
 補助事業は2022年度補正予算で盛り込まれた施策。中小運送企業の働き方改革を推進する事業として、1億4000万円を活用する。
 テールゲートリフターに加え、トラック車両の荷台などに装着する移動式クレーン、トラック車両内部に設置する組み立て用の2段積みデッキが対象。昨年11月8日~今年3月31日までの間に対象機器を導入した中小運送企業に対し、導入費用の6分の1(上限設定あり)を補助する。
 締め切りは3月22日。申請額が予算額を超えた場合は、補助金が交付されない場合もある。詳細は、全日本トラック協会のホームページで公表している。