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23/04/06

ラピュタロボティクス、自動フォークリフト発売

 ラピュタロボティクス(本社・東京、モーハナラージャー・ガジャンCEO)はこのほど、新商品の自動フォークリフトを発売した。独自のロボティクス(ロボット工学)の開発・運用基盤、ロボット制御AI(人工知能)のソフト技術、国産ハードウェアを組み合わせ、物流ロボットのラインナップを拡張。物流業務の自動化に貢献する。
 ロボットの自己位置を確認する反射板や磁石が不要で、2点間の定点移動のほか、上下階移動時の垂直搬送機との連携も可能。リアルタイムで動作軌道を修正してパレットをピックアップできる。既存倉庫に導入しやすく、運用・レイアウトの変更にも柔軟に対応する。
 また、簡単なタブレット操作で運用が可能となることで、フォークリフト熟練スタッフにパレット搬送を頼っていた現場でも、夜間・深夜時間帯のスタッフ確保、稼働が容易になる。
 カスタマーサポートでは、これまでに協働型ピッキングアシストロボットの商用化などで培った知見・体制を活用。定期的なソフトウェア更新による機能強化も図る。
 

新発売のラピュタ自動フォークリフト。営業倉庫では入荷検品仮置き場から垂直搬送機へ、工場では生産ラインコンベヤーから検品場・仮置き場へなどの幅広い運用を想定している

 

 新発売の自動フォークは4月12~14日、大阪市の国際展示場インテックス大阪で開催される「関西物流展」で初展示する。ラピュタロボティクスの出展ブースはB6-71。来場の事前登録を受け付けている。
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