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22/12/05

ネクスコ西日本、中国道・安佐SAで大型車マス拡充やシャワー施設設置も

 ネクスコ西日本(本社・大阪市、前川秀和社長)は、中国自動車道安佐サービスエリア(SA)の機能を強化し物流を支援する。大型車向け駐車マスでは12月中に、上り線の拡張工事を終え従来比約3倍の55台分を確保。昨年3月に下り線を同約2・5倍の43台分に拡張したのに続いた。来春には、上下線にコインシャワー施設を開設。SAの混雑緩和や利便性向上を図り、物流を支援する。
 上下線ともに、駐車場内のレイアウトを変更。大型車の駐車可能台数は、上り線が従来比37台増、下り線が同26台増。普通車・大型車どちらでも駐車可能な「兼用マス」も含む。兼用マスを普通車が使用する場合は、2台分の駐車スペースとなる。

中国道安佐SA(上下線)の駐車場レイアウトを変更し、大型車駐車マスを拡充

 また、上下線ともに2023年春をめどに、中国道初となる24時間営業のシャワーステーションを導入する。男性用3室、女性用1室のコインシャワーで、料金は10分間200円。スマートキーによる解錠・施錠システムで入退室でき、満室時には予約も可能。
 このほか、上下線ともに今年6月から、コンビニエンスストアのセブン-イレブンが開店。スナックコーナーなどもあり、24時間営業でトラックドライバーらのニーズに応えている。

中国道で初となるシャワーステーション(イメージ)。上下線ともに来春開設予定