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23/02/07

ドコマップJ、SIPの物流情報標準ガイドラインを導入

 ドコマップジャパン(本社・東京、浦嶋一裕社長)は、自社開発した車両の位置情報管理システム「ドコマップ」に、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)スマート物流サービスで策定された物流情報標準ガイドライン(指針)を導入。2月から、同ガイドラインのデータ項目定義を用いたサービスを開始する。
 ドコマップは、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示し、動態を管理するサービス。今回、物流情報標準ガイドラインを導入することで、データ項目定義に基づき、企業ごとに異なっていた車両やドライバーに関する情報項目を統一化。荷主や運送企業といった外部企業とのデータ共有が容易になり、提出書類や通行許可申請などデータを活用する場面が広がるという。
 ドコマップジャパンは、SIPスマート物流サービス研究推進法人からの声掛けを機に、物流業界をはじめ多くの企業の賛同を得ている物流情報標準ガイドラインの利便性の高さに魅力を感じ、導入に至った。

物流情報標準ガイドライン導入前後のイメージ