• 物流企業

23/02/10

センコーGHD、警備事業の日制警備保障をグループ化

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は2月10日付で、日制警備保障の全株式を取得しグループ化した。
 日制警備保障は1977年4月に設立。資本金は1000万円。東京、神奈川に事業所を置き、主に大手ゼネコンの建築現場での交通誘導、重機誘導や大学などでの常駐警備を手掛ける。鉄道建設現場での列車見張りや構内巡回といった鉄道警備も請け負うことができる。従業員数は2022年6月時点で355人。
 日制警備保障は今後、センコーグループの物流拠点の警備ニーズに対応しつつ、住宅メーカー建設現場などグループの顧客関連の警備ニーズも取り込み、警備事業の拡大につなげる。センコーグループの信用力を背景にした求人力強化も目指す。
 一方、センコーGHDは、21年10月と22年4月に外国人に特化して派遣を行う名古屋市と茨城県龍ケ崎市の2社をグループ化し、人材派遣事業を拡大している。日制警備保障のグループ化で、警備事業・人材派遣事業を拡大し、多彩な人材が活躍できる総合人材ビジネス事業の展開を図ることで、ビジネスサポート事業のさらなる領域拡大を進める考え。