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20/10/08
サントリー、福岡アイランドシティ配送センターが稼働
サントリーMONOZUKURIエキスパート(本社・東京、小嶋幸次社長)は10月13日、サントリーグループの新しい配送拠点「福岡アイランドシティ配送センター」を本格稼働する。入出荷業務や配送ルートなどの最適化を図り、環境負荷の低減や物流現場での働き方改革に取り組む。
新センターの所在地は、福岡市東区みなと香椎3ノ7ノ1ロジシティみなと香椎ノース。地上4階建てで、延床面積は4万7000平方メートル。
今回の本格稼働により、九州の17倉庫を8倉庫に統合し、配送ルートを最適化。これにより、車両の移動距離や倉庫での待機時間を削減し、環境負荷低減を推進。また、同センターは大型倉庫で保管容量も大きいため、今後の人口増加も見込まれる福岡市や近郊の配送量の増加にも対応できる。
さらに、設計を担う福岡地所と、運営を担う臼杵運送(本社・大分県臼杵市、足立哲社長)の九州の2企業と共に、「働く人に優しいデザイン」を実現した。
これまで多数の商業施設などの開発・設計に携わってきた福岡地所のノウハウを生かし、物流現場で働く従業員の心身リフレッシュにつながる休憩室「オーシャンラウンジ」を設置。時間に余裕を持って出荷準備に取り組めるスペースの確保など、働きやすい環境を整えた。